いらないものは、少しずつ捨てていきます
いらないものは、少しずつ捨てていきます。捨てていきます。
人は、弱い生き物です。人は、あらゆることを、環境のせいにします。
弱い生き物である人は、よいこと、悪いことの原因を外側に求めます。
弱い人が出す結論は「環境が合っていた」か「環境が合っていなかった」かの、どちらかしかありません。
私は、人の中でも最弱の部類の人です。私は今まで、全てを環境のせいにしてきました。
行動しなかったのは、周りの人間が非協力的だったからでした。
就職に失敗してなお、自分の人生を真剣に考えなかったのは、責められるべきは自分ではなく、自分を育てた両親と家庭環境だと固く信じていたからでした。
自分の弱さに向き合わなかったのは、自分の弱さを「弱さ」と規定する社会が悪いと信じていたからです。
高校・大学が悪い。父親が全部悪い。社会が・就活と言うシステムが悪い。
ぜんぶ、がっこうがわるい、おやがわるい、しゃかいがわるい。
これらは、自分、正しくは、自分のプライドを守るための責任転嫁でした。
でも、責任転嫁は、自分を守るどころか、自分を惨めな社会の片隅に追いやる行為だったと、思います。しようもない人間にする行為だったと、おもいます。どうしようもない、つまらない人間に、自分で自分を追いやる行為だったと。
私は弱いです。最弱です。どうしようもない人間の、一歩手前くらいです。
わたしは、よわいにんげんです。