全てが、この瞬間も変わっている(変質)
骨は消耗している。
臓器は劣化している。
筋肉は弱くなっている。
水は酸化している。
脳は老化している。
空気は動いている。
食品は傷んでいる。
濡れた服は乾いている。
つるされた服の繊維は伸びている。
レジ袋は変質している。
携帯電話の部品は摩耗している。
床のほこりはたまっている。
時間は進んでいる。
全てのものが変化し変質している。
私が「面倒だから動かない」「大変だからしない」「変わりたくないから変えない」としていても、全てが変化し変質している。
全てが、変化し、変質し続けている。私の意思とは関係なく。
今この瞬間にすべてが終わる世界線もある。
全てが変化し、変質し続けている。
一瞬一瞬をなんとか積み重ねていけば、変化変質を味方につけられるのか?
変化変質はとても強い。誰も止められない。私など、変化変質の前では何でもない。
変化変質と向かい合っていて対立していては、何でもない。消えていくだけだ。
変化変質と、同じ側に立とう。私は、変化変質が私を見るように、私を見ます。